ペンキ・塗料の必要量計算
壁と天井の面積からドアと窓を引き、塗り回数に合わせて必要な塗料の量と、買う缶の組み合わせを求めます。
床から天井までを測ります。
整数で入力します。缶の標準塗り回数に合わせます。
計算結果
- 必要な塗料
- 7.8L2回塗り、塗り面積7m²/L
- 塗る面積
- 27.2m²1畳1.62m²で約16.8畳分
- 購入する缶
- 7L×1缶+1.6L×1缶0.8L余ります
塗り面積とドア・窓の寸法
缶の表示を使います。2回塗りの面積が書かれている場合は、2倍してから容量で割ります。
ドアと窓はすべてこの寸法で数えます。1か所ずつ測り、塗らない枠も含めます。
組み合わせに使う缶:0.7L、1.6L、3L、7L。必要な量を満たす最も少ない缶数で、余りが1.6L缶1缶分を超えない組み合わせを選びます。
計算結果は目安です。購入や施工の前に、製品の表示と、お住まいの地域の建築ルールを確認してください。
要点
塗料の量は、壁の面積(部屋の周囲の長さ×壁の高さ)からドアと窓を引き、塗り回数を掛けて、1Lあたりの塗り面積(1回塗り)で割って求めます。6畳(3.6m×2.7m)で天井高2.4m、ドアと窓が1か所ずつなら塗る面積は27.2m²で、2回塗り・1Lあたり7m²なら7.8Lです。7L缶1缶と1.6L缶1缶で足ります。
ペンキ・塗料の必要量計算の使い方
- 「部屋の寸法」を選び、床の長さと幅、壁の高さ(床から天井まで)をmで入力します。塗る壁の面積がわかっている場合は「壁の面積」を選びます。
- ドアと窓の数を入力します。初期値のドア78×200cm、窓120×120cmは例なので、実際に測って「塗り面積とドア・窓の寸法」で変更します。
- 天井も塗る場合は「壁と天井」を選びます。天井用の缶は壁用とは別に表示されるので、天井に別の色や塗料を使う場合も数えやすくなります。
- 1Lあたりの塗り面積を缶の表示と照らし合わせます。初期値の7m²/Lは、カンペハピオ「室内かべ用塗料」の1回塗りの塗り面積(0.7Lで4.9〜7m²)の少ないほうから求めた値です。
- 「塗る面積」には、1畳1.62m²で換算した畳数も表示します。缶に書かれた「タタミ○枚分」と比べるときの目安にします。
塗料の必要量の計算式は?
壁の面積からドアと窓の面積を引き、塗り回数を掛けて、1Lあたりの塗り面積で割ります。長方形の部屋なら、壁の面積は部屋の周囲の長さ2×(長さ+幅)に壁の高さを掛けた値です。ドアと窓の寸法はcmで入れ、幅×高さを10,000で割るとm²になります。
購入する缶は、必要な量を満たす最も少ない缶数で、余りが1.6L缶1缶分を超えない組み合わせです。7.8Lなら7L缶1缶と1.6L缶1缶、4.8Lなら3L缶2缶になります。
壁の面積 = 2 × (長さ + 幅) × 壁の高さドア1枚の面積(m²) = 幅(cm) × 高さ(cm) ÷ 10,000塗る面積 = 壁の面積 − ドアの数 × ドアの面積 − 窓の数 × 窓の面積天井の面積 = 長さ × 幅塗料(L) = 塗る面積 × 塗り回数 ÷ 1Lあたりの塗り面積(m²/L)6畳の部屋の壁を塗るには塗料が何L必要?
6畳(3.6m×2.7m)で天井高2.4m、ドアと窓が1か所ずつの部屋なら、壁の2回塗りに7.8L必要で、7L缶1缶と1.6L缶1缶で足ります。下の表はすべて天井高2.4m、ドア78×200cmが1か所、窓120×120cmが1か所、2回塗り、1Lあたり7m²で計算しています。部屋の寸法は、床面積を1畳1.62m²で割るとその畳数になる一例で、4.5畳が2.7×2.7m、6畳が3.6×2.7m、8畳が3.6×3.6m、10畳が4.5×3.6m、12畳が5.4×3.6mです。缶はどれも各1缶です。
| 広さ | 面積 | 塗料 | 購入する缶 |
|---|---|---|---|
| 4.5畳 | 22.9m² | 6.5L | 7L |
| 6畳 | 27.2m² | 7.8L | 7L+1.6L |
| 8畳 | 31.6m² | 9.0L | 7L+3L |
| 10畳 | 35.9m² | 10.3L | 7L+3L+0.7L |
| 12畳 | 40.2m² | 11.5L | 7L+3L+1.6L |
壁だけの値で、計算ツールで求めました。天井も塗る場合は、同じ部屋の順に2.1L、2.8L、3.7L、4.6L、5.6Lが加わり、天井用の缶は3L×1缶、3L×1缶、3L×1缶+1.6L×1缶、3L×2缶、7L×1缶です。
計算例
6畳の洋室の壁と天井
壁の面積は2×(3.6+2.7)×2.4=30.24m²です。ドア1枚(78×200cm=1.56m²)と窓1か所(120×120cm=1.44m²)を引くと、塗る面積は27.2m²です。2回塗りで1Lあたり7m²なら27.2×2÷7=7.8Lで、7L缶1缶と1.6L缶1缶を買うと0.8L余ります。
天井は3.6×2.7=9.72m²で、2回塗りに9.72×2÷7=2.8L、3L缶1缶です。壁と天井を合わせると37m²(1畳1.62m²で約22.8畳分)に10.6Lです。
壁1面だけを塗る(アクセントウォール)
幅3.6m、高さ2.4mの壁1面だけを塗る場合は、「壁の面積」を選んで8.64を入力し、ドアと窓の数を0にします。2回塗りで8.64×2÷7=2.5Lとなり、3L缶1缶で0.5L余ります。
塗る面積は8.6m²(1畳1.62m²で約5.3畳分)と表示されます。1.6L缶では足りず、1.6L缶2缶にすると缶数が増えるため、3L缶1缶を選んでいます。
0.7L缶や1.6L缶で何m²塗れる?
カンペハピオの「室内かべ用塗料」は、1回塗りの塗り面積を0.7Lで4.9〜7m²、1.6Lで11.2〜16m²と表示しています。2回塗りならその半分で、0.7Lなら2.45〜3.5m²です。
| 容量 | 1回塗り | 2回塗り | タタミの広さで(メーカー表示) |
|---|---|---|---|
| 0.7L | 4.9〜7m² | 2.45〜3.5m² | 約3.6枚分 |
| 1.6L | 11.2〜16m² | 5.6〜8m² | 約8.2枚分 |
| 3L | 21〜30m² | 10.5〜15m² | 約15.5枚分 |
| 7L | 49〜70m² | 24.5〜35m² | 約36枚分 |
1回塗りとタタミの広さはメーカーの表示、2回塗りは1回塗りの面積を2で割った値です。14kg缶は重さで売られているため、缶の組み合わせには含めていません。
塗り面積が「2回塗り」で書かれている缶はどう計算する?
2回塗りの塗り面積を2倍して容量で割ると、1Lあたりの塗り面積(1回塗り)になります。アサヒペンの「水性多用途EX」は【2回塗り】として1.6Lで9〜11m²と表示しており、少ないほうで計算すると9×2÷1.6=11.25m²/Lです。カンペハピオの「室内かべ用塗料」のように1回塗りの面積を表示する製品もあるので、缶の表示がどちらかを先に確かめます。
この11.25を「1Lあたりの塗り面積(1回塗り)」に入れ、塗り回数は2のままにすると、6畳の壁27.2m²に4.8Lで、3L缶2缶と表示されます。2回塗りの面積を容量で割っただけの値(9÷1.6=5.625)を入れると、必要な量が2倍に出ます。
よくある質問
6畳の壁を塗るには塗料が何L必要?
2回塗りで約7.8L必要です。天井高2.4m、ドアと窓が1か所ずつの6畳(3.6m×2.7m)では、壁の面積30.24m²からドアと窓の3m²を引いた27.2m²を、1Lあたり7m²で計算しています。缶なら7L缶1缶と1.6L缶1缶で、0.8L余ります。
6畳の天井には塗料が何L必要?
2回塗りで約2.8L、3L缶1缶です。6畳(3.6m×2.7m)の天井は9.72m²で、1Lあたり7m²なら9.72×2÷7=2.8Lになります。天井の面積は部屋の長さ×幅なので、壁の高さは関係しません。計算ツールで「壁と天井」を選ぶと、天井用の缶が壁用とは別に表示されます。
0.7L缶で何m²塗れる?
カンペハピオの「室内かべ用塗料」なら、1回塗りで4.9〜7m²、2回塗りで2.45〜3.5m²です。6畳の壁全体(27.2m²)を2回塗るには7.8L必要なので、0.7L缶は壁の一部や小さな面に向く量です。塗り面積は製品によって違うため、缶の表示を確かめます。
1回塗りと2回塗り、どちらで計算する?
缶に書かれた標準塗り回数で計算します。たとえばアサヒペンの「水性多用途EX」は標準塗り回数を2回塗りとしています。計算ツールの初期値も2回で、回数を変えると塗料の量と缶の組み合わせがそのまま変わります。下塗り(シーラー)は別の製品なので、塗り回数1、塗り面積はその製品の表示で別に計算します。
壁紙(クロス)の上から塗料を塗れる?
塗料によって違います。カンペハピオの「室内かべ用塗料」はビニールかべ紙にはシーラーなしで直接塗れるとし、布クロスや合板などの木壁には水性シーラーか水で1:1に薄めたものを下塗りするよう案内しています。一方、アサヒペンの「水性多用途EX」はカベ紙や布カベ紙には適さないとしています。使う塗料の適用面を確かめてから量を計算します。
天井の高さは何mで計算する?
床から天井までを実際に測った高さで計算します。建築基準法施行令第21条は居室の天井の高さを2.1m以上と定め、1室で高さが違う部分がある場合は平均の高さによるとしています。計算ツールの初期値2.4mは例なので、測った値に変えてください。
出典
- カンペハピオ, 室内かべ用塗料|商品情報 (2026年10月19日確認)容量0.7L・1.6L・3L・7L・14kg、塗り面積(1回塗り)0.7Lで4.9〜7m²ほか、タタミの広さ。ビニールかべ紙にはシーラーなしで塗れ、布クロスと木壁は下塗りが必要。
- アサヒペン, 水性多用途EX|製品情報 (2026年10月19日確認)塗り面積を【2回塗り】で表示(1.6Lで9〜11m²)、標準塗り回数は2回塗り、カベ紙・布カベ紙には適さない。
- 不動産公正取引協議会連合会, 不動産の表示に関する公正競争規約・同施行規則(規約集) (2026年10月19日確認)施行規則第9条(16):畳数で表示する場合、畳1枚当たりの広さは1.62m²以上。
- e-Gov 法令検索, 建築基準法施行令 第21条(居室の天井の高さ) (2026年10月19日確認)居室の天井の高さは2.1m以上。床面から測り、高さの異なる部分がある場合は平均の高さ。
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