フローリングの枚数計算
部屋の寸法や畳数から、必要なフローリングのケース数と、巾木の本数、アンダーレイの巻数を求めます。
床の高さで、壁から壁までを測ります。
ケースに表示されている面積です。
必要なフローリング
- 購入するケース数
- 413.2m²分
- 床面積
- 9.72m²2.94坪
- ロス分を含む面積
- 10.69m²ロス率10%を加算
巾木とアンダーレイ
空欄のままなら部屋の周囲の長さ12.6mを使います。
ドアの部分には巾木を付けません。
専用アンダーレイを敷くフローティング工法の床材で「使う」を選びます。
巾木とアンダーレイ
- 巾木の長さ
- 11.8m
- 巾木の本数
- 51本2.4m
ロス率・ドアの幅・製品の寸法
この張り方の初期値:10%
巾木が途切れる部分の幅を、枠を含めて測ります。
購入する巾木の長さです。
計算結果は目安です。購入や施工の前に、製品の表示と、お住まいの地域の建築ルールを確認してください。
要点
必要なケース数は、床面積にロス分(壁と平行に張るなら10%、斜め張りなら15%)を足し、1ケースの面積で割って切り上げた数です。3.6m×2.7mの6畳間は床面積9.72m²、ロス10%込みで10.69m²なので、3.3m²入りのケースなら4ケース必要です。
フローリングの枚数計算の使い方
- 「部屋の寸法」を選び、床の高さで壁から壁までを測った長さと幅をm単位で入力します。同じ床材を張る部屋が複数あるときは「部屋を追加」で足します。図面の面積がわかっていれば「床面積」、畳数しかわからなければ「畳数」に切り替えます。
- 床材の種類と張り方を選びます。張り方でロス率の初期値が決まり、壁と平行なら10%、斜め張りとヘリンボーン張りは15%です。「ロス率・ドアの幅・製品の寸法」で変更できます。
- 「1ケースの面積」に、ケースに表示されている面積を入力します。ケース数は入力に合わせて更新され、常に整数に切り上げます。
- 「巾木とアンダーレイ」でドアの数を入れると、巾木の長さと本数が出ます。ハイブリッドフローリングを選ぶと「使う」に切り替わり、アンダーレイの巻数も出ます。他の床材は「使わない」から始まります。
フローリングの必要量の計算式は?
床面積にロス分を足し、1ケースの面積で割って切り上げます。フローリングはケース単位で売られ、ケースには1ケースで張れる面積が書かれています。ロス分は、列の端や壁際で切り落とし、ほかに使えない端材の分です。
巾木は床ではなく壁に沿って付けるので、部屋の周囲の長さからドアの幅を引き、1本の長さで割って切り上げます。アンダーレイは床面積そのものに敷くため、ロス分は足さずに巻数を切り上げます。
床面積 = 長さ × 幅(部屋ごとに足す)畳数から求める床面積 = 畳数 × 1.62m²ロス分を含む面積 = 床面積 × (1 + ロス率 ÷ 100)ケース数 = ロス分を含む面積 ÷ 1ケースの面積(切り上げ)巾木の長さ = 部屋の周囲の長さ − ドアの数 × ドアの幅巾木の本数 = 巾木の長さ ÷ 1本の長さ(切り上げ)アンダーレイの巻数 = 床面積 ÷ 1巻の面積(切り上げ)6畳にフローリングは何ケース必要?畳数別の早見表
6畳(9.72m²)なら、ロス率10%で3.3m²入りのケースが4ケース、約1.835m²入りのケースが6ケースです。下の表は、1畳を1.62m²として他の広さも同じ方法で計算し、面積を小数第2位に丸めたものです。3.3m²は複合フローリング、1.835m²はハイブリッドフローリングのメーカー資料にある1ケースの面積です。
| 畳 | 床面積 | 3.3m²入り | 1.835m²入り |
|---|---|---|---|
| 4.5 | 7.29m² | 3 | 5 |
| 6 | 9.72m² | 4 | 6 |
| 8 | 12.96m² | 5 | 8 |
| 10 | 16.2m² | 6 | 10 |
| 12 | 19.44m² | 7 | 12 |
| 14 | 22.68m² | 8 | 14 |
| 16 | 25.92m² | 9 | 16 |
| 20 | 32.4m² | 11 | 20 |
畳数から出した面積は目安です。実際に測った寸法で計算するほうが正確です。斜め張りやヘリンボーン張りでは、ロス率を15%にして計算します。
計算例
6畳の洋室(3.6m×2.7m)に複合フローリング
床面積は3.6×2.7=9.72m²(2.94坪)です。壁と平行に張るのでロス率10%を足し、9.72×1.1=10.69m²になります。1ケース3.3m²の複合フローリングなら10.69÷3.3=3.24なので、4ケース(13.2m²分)を購入します。
部屋の周囲の長さは2×(3.6+2.7)=12.6mです。幅0.8mのドア1か所を引くと巾木は11.8mで、長さ2.4mの巾木なら11.8÷2.4=4.92なので5本です。この例ではアンダーレイは初期値の「使わない」のままです。
10畳の洋室(4.5m×3.6m)にハイブリッドフローリング
床面積は4.5×3.6=16.2m²です。ロス率10%で16.2×1.1=17.82m²となり、1ケース約1.835m²のハイブリッドフローリングなら17.82÷1.835=9.71なので、10ケース(18.35m²分)を購入します。
この床材はメーカーの施工要領書で専用アンダーレイの使用が必須とされているため、「使う」を選びます。1巻15.0m²のアンダーレイなら16.2÷15=1.08で2巻です。巾木は周囲16.2mからドア1か所の0.8mを引いた15.4mで、2.4mの巾木が7本です。メーカーの巾木は1ケース6本入りなので、2ケースになります。
ロス率は何%見ればいい?
壁と平行に張るなら10%、斜め張りなら15%が目安です。床材メーカーのQuick-Stepは英国の製品ページで、施工時の切断ロス分として10%多く注文するよう勧めています。Eggerも、ロスとミスの分として10%、柄物やタイル調の床材では15%を挙げています。米国の無垢フローリングメーカーは、斜め張りでは板を斜めに切るため10〜15%としています。国内メーカーのロス率は確認できなかったため、ここで挙げる数値はすべて海外の事業者のものです。
ヘリンボーン張りは、木質フローリングを扱う海外の事業者が100m²未満の面積で15%、100m²以上で12%(シェブロン張りも同じ)としているため、斜め張りと同じ15%を初期値にしています。使う製品の施工説明書に数値があれば、その値を「ロス率」に入力します。3.3m²入りのような大きなケースでは、ロス率を変えてもケース数が変わらないことがあり、6畳(9.72m²)ではロス率15%でも11.18m²で4ケースのままです。
フローリング1ケースは何平米?
確認した製品では、1ケースの面積は約1.596〜3.3m²で、板の寸法と入数によって変わります。計算ツールの初期値は、下の各メーカーの資料にある数値です。
| 製品と確認した寸法 | 面積・長さ |
|---|---|
| 複合フローリング(突き板):幅303×長さ1818×厚さ12mm、1ケース6枚入 | 1ケース3.3m²(約1坪) |
| ハイブリッドフローリング:1380×190×8mm、1ケース7枚入 | 1ケース約1.835m² |
| ハイブリッドフローリング:1200×190×8mm、1ケース7枚入 | 1ケース約1.596m² |
| 巾木(ハイブリッドフローリング用):長さ2400mm、1ケース6本入 | 1本2.4m |
| アンダーレイ(ハイブリッドフローリング用):厚さ2.0mm、94cm巾×15.96m巻 | 1巻15.0m² |
| フロアタイル:1ケースの面積は未確認 | 初期値2m²(仮) |
| 無垢フローリング:1ケースの面積は未確認 | 初期値2m²(仮) |
フロアタイルと無垢フローリングは1ケースの面積をメーカー資料で確認できなかったため、初期値は仮の2m²です。購入する製品のケースや巻に表示されている数値を使ってください。
よくある質問
6畳の部屋にフローリングは何ケース必要?
1ケース3.3m²の複合フローリングなら4ケースです。6畳を1畳1.62m²として床面積9.72m²、ロス率10%を足して10.69m²になり、10.69÷3.3=3.24を切り上げて4ケース(13.2m²分)です。1ケース約1.835m²のハイブリッドフローリングなら6ケースです。
フローリング1ケースは何平米?何坪?
製品によって異なり、確認した複合フローリングは1ケース6枚入りで3.3m²(約1坪)です。1坪は3.30578m²なので、3.3m²入りのケースはほぼ1坪分です。ハイブリッドフローリングは1ケース7枚入りで約1.596m²または約1.835m²でした。計算には、ケースに表示されている面積を入力します。
巾木は何本必要?
部屋の周囲の長さからドアの幅を引き、巾木1本の長さで割って切り上げた本数です。3.6m×2.7mの6畳間なら周囲12.6m、幅0.8mのドア1か所を引いて11.8mとなり、長さ2.4mの巾木で5本です。角の納め方は製品によって異なり、専用の出隅材や入隅材を使う巾木もあります。
畳数から計算した床面積は正確?
目安です。不動産広告の畳数は、壁心面積を畳数で割った値が1畳1.62m²以上になるように表示する決まりなので、6畳の部屋の壁心面積は9.72m²以上です。また壁心面積は壁の厚みの半分を含むため、床材を張る壁の内側の面積はそれより小さくなります。正確に求めるには、壁から壁まで測った寸法を「部屋の寸法」で入力します。
ハイブリッドフローリングにアンダーレイは必要?
メーカーの施工要領書では、専用アンダーレイの使用が必須です。釘や接着剤を使わないフローティング工法の床材で、下地からの防湿と不陸緩和のために敷きます。専用アンダーレイは94cm巾×15.96m巻(15.0m²)なので、10畳(16.2m²)なら2巻です。壁際には伸縮のためのクリアランス8mmを設けます。
出典
- パナソニック, フィットフロアー ホワイトオーク色 KEFV3WY(商品資料PDF) (2026年10月19日確認)幅303×長さ1818×総厚12mm、1ケース6枚入(3.3m²)。
- サンゲツ, 施工要領書 ハイブリッドフローリング(PDF) (2026年10月19日確認)1200×190×8mmと1380×190×8mm、各7枚入(約1.596m²、約1.835m²)。巾木2400mm 6本入、アンダーレイ94cm巾×15.96m巻、フローティング工法専用、専用アンダーレイ必須、クリアランス8mm。
- 不動産公正取引協議会連合会, 不動産の公正競争規約集(PDF) (2026年10月19日確認)表示規約施行規則第9条第16号:畳1枚当たりの広さは1.62平方メートル(各室の壁心面積を畳数で除した数値)以上。
- 林野庁, 森林・林業統計要覧2025 付表 単位換算表 (2026年10月19日確認)1坪=3.30578m²。
- Quick-Step UK, Laminate Classic CLM5801 Sandy oak (2026年10月19日確認)施工時の切断ロス分として10%多く注文するよう推奨。
- Egger, How much laminate flooring do I need? (2026年10月19日確認)ロスとミスの分として10%、柄物やタイル調の床材は15%。
- Mullican Flooring, How to Calculate the Correct Footage When Purchasing Hardwood Flooring (PDF) (2026年10月19日確認)斜め張りでは10〜15%のロス分を加算。
- Havwoods, Everything you need to know about wastage (2026年10月19日確認)ヘリンボーンとシェブロンは100m²未満で15%、100m²以上で12%。平張りは10%と7%。
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