コンクリートの必要量計算
土間・基礎・柱の穴の寸法から、必要なコンクリートの量(m³)とインスタントコンクリートの袋数を求めます。
下地の砕石の上面から、型枠の上端までを測ります。
必要なコンクリート量
- 必要なコンクリート量
- 0.22m³220L、ロス分10%を含む
- ロス分を除いた体積
- 0.2m³200L
- 20kg袋
- 22合計440kg
- 10kg袋
- 44合計440kg
- 4kg袋
- 110合計440kg
ロス率と1袋でできる量
米国の生コン業界団体は、設計寸法の4〜10%増しを勧めています。
初期値はメーカーの施工面積(目安)から計算した値です。使う製品の表示が違う場合は、L単位で入力します。
任意です。2つとも入力すると、上にない袋の袋数が追加されます。
計算結果は目安です。購入や施工の前に、製品の表示と、お住まいの地域の建築ルールを確認してください。
要点
コンクリートの量は、長さ×幅×厚さをmで掛けた体積(m³)に、ロス分として4〜10%を足して求めます。2m×1m、厚さ10cmの土間なら2×1×0.1=0.2m³で、10%増しにすると0.22m³(220L)です。家庭化学工業の施工面積(目安)から計算すると20kg袋1袋で約10.05Lできるので、20kg袋なら22袋必要です。
コンクリートの必要量計算の使い方
- 打つ場所を選びます。土間(テラス、物置の土台、通路)、基礎(布基礎や独立基礎)、柱の穴(フェンスの支柱や円柱)の3種類です。
- 寸法を入力します。長さはm、厚さ、基礎の幅と深さ、穴の直径と深さはcmで入力します。厚さ100mmなら10cmです。
- 「必要なコンクリート量」に、ロス分を含めた量がm³とLで表示されます。インスタントコンクリートの袋数は20kg、10kg、4kgの袋ごとに、整数に切り上げて表示されます。
- 「ロス率と1袋でできる量」を開くと、ロス率(初期値10%)と1袋でできる量を変更できます。使う製品のパッケージに書かれた量を入力します。
コンクリートの量(立米)の計算方法は?
体積は、長さ×幅×厚さをすべてmに直して掛け算します。2m×1mで厚さ10cmの土間なら2×1×0.1=0.2m³(0.2立米)で、リットルにすると200Lです。
柱の穴や円柱の断面積は、π×直径²÷4です。そこから立てる角柱の断面積を引き、深さと穴の数を掛けます。最後にロス分を足し、1袋でできる量で割って、袋数を整数に切り上げます。
土間の体積 = 長さ × 幅 × 厚さ基礎の体積 = 長さ × 幅 × 深さ × 基礎の数柱の穴の体積 = (π × 直径² ÷ 4 − 柱の太さ²) × 深さ × 穴の数必要なコンクリート量 = 体積 × (1 + ロス率 ÷ 100)袋数 = 必要なコンクリート量 ÷ 1袋でできる量(切り上げ)1m³ = 1,000L土間コンクリート1m²あたり何袋?厚さ別の早見表
厚さ10cmの土間1m²には、ロス分10%を含めて0.11m³、20kg袋で11袋が必要です。厚さ別の必要量と袋数は次のとおりです。ロス分10%を含みます。1袋でできる量は、家庭化学工業の施工面積(目安)から計算した20kg袋10.05L、10kg袋5.03L、4kg袋2.01Lです。
| 厚さ | 必要量 | 20kg | 10kg | 4kg |
|---|---|---|---|---|
| 2.5cm | 0.028m³ | 3 | 6 | 14 |
| 5cm | 0.055m³ | 6 | 11 | 28 |
| 7.5cm | 0.083m³ | 9 | 17 | 42 |
| 10cm | 0.11m³ | 11 | 22 | 55 |
面積が違うときは、袋数ではなく必要量(m³)に面積(m²)を掛けてから、1袋でできる量(20kg袋なら0.01005m³)で割って切り上げます。
計算例
1.8m×0.9m、厚さ10cmの土間
体積は1.8×0.9×0.1=0.162m³です。ロス分10%を足すと0.178m³(178L)になります。
20kg袋は1袋で約10.05Lできるので、178.2÷10.05=17.7で、切り上げて18袋です。袋の重さは合計360kgになります。10kg袋なら36袋、4kg袋なら89袋です。
ウッドフェンスの支柱6本
9cm角の支柱を、直径25cm、コンクリートの深さ50cmの穴に立てます。穴の底に砂利を敷く場合、その厚さは深さに含めません。
穴1つの断面積はπ×0.25²÷4=0.0491m²で、支柱の0.09×0.09=0.0081m²を引くと0.0410m²です。深さ0.5mと穴の数6を掛けると0.123m³、ロス分10%を足すと0.135m³です。20kg袋なら14袋、10kg袋なら27袋になります。
インスタントコンクリート1袋で何L打てる?
家庭化学工業のインスタントコンクリートは、20kg袋で約10.05L、10kg袋で約5.03L、4kg袋で約2.01Lです。同社は施工面積(目安)を、20kg袋で厚さ50mm・300×670mm、10kg袋で厚さ25mm・300×670mm、4kg袋で厚さ25mm・300×268mmとしており、これを掛け算した値です。どれも1kgあたり約0.5Lになります。
同じメーカーの超速乾タイプは10kg袋で厚さ25mm・300×660mm(4.95L)と、製品によって1袋でできる量は違います。使う製品のパッケージに書かれた量を「ロス率と1袋でできる量」に入力してください。
コンクリートのロス率は何%見込む?
設計寸法より4〜10%多く見込みます。米国の生コン業界団体NRMCAは、こぼれる分や掘りすぎなどに備えてこの範囲の割増しを勧めており、この計算ツールの初期値は10%です。厚さ100mmの土間が3mm厚くなるだけで、必要な量は3%増えます。
NRMCAによると、生コンは荷下ろし時の固まる前の体積で販売され、硬化後の体積はそれより2%ほど小さくなることがあります。生コンを注文するときは、型枠の容積ではなく、ロス分を含めた「必要なコンクリート量」をm³(立米)で伝えます。構造にかかわる工事や建築確認などの手続きが必要な工事では、法令と専門家の判断を優先してください。
よくある質問
生コン1立米はインスタントコンクリート何袋?
1m³(1立米)をインスタントコンクリートで作るには、20kg袋で100袋、ロス分10%を含めると110袋必要です。家庭化学工業の施工面積(目安)から計算すると、20kg袋1袋でできる量は約10.05Lだからです。10kg袋なら219袋、4kg袋なら548袋(いずれもロス分10%込み)で、袋の重さは合計2tを超えます。
インスタントコンクリート20kgで何m²打てる?
20kg袋1袋で打てるのは、厚さ5cmで約0.2m²です。家庭化学工業は施工面積(目安)を厚さ50mm・300×670mm(0.201m²)としています。厚さ10cmなら約0.1m²、厚さ2.5cmなら約0.4m²です。ロス分10%も見込むと、1m²を厚さ5cmで打つには20kg袋6袋が必要です。
フェンスの支柱1本にコンクリートは何袋?
9cm角の支柱を直径25cm、深さ50cmの穴に立てる場合、20kg袋で3袋、10kg袋で5袋です(ロス分10%込み)。支柱の分を引いた穴の容積は約20Lで、ロス分を足すと23Lです。穴の直径を30cmにすると容積は約1.5倍になるので、穴の大きさで必要な袋数は大きく変わります。
布基礎のコンクリート量はどう計算する?
布基礎の量は、長さ×幅×深さをmで掛けて求めます。長さ5m、幅50cm、深さ30cmなら5×0.5×0.3=0.75m³で、ロス分10%を足すと0.825m³です。インスタントコンクリートでは20kg袋83袋、袋の重さで約1.66tになります。建物を囲む基礎は中心線に沿って長さを測ると、角を二重に数えずに済みます。
円柱のコンクリート量はどう計算する?
円柱の体積は、π×直径²÷4×高さで求めます。直径30cm、高さ60cmなら3.1416×0.3²÷4×0.6=0.0424m³で、4本で0.17m³、ロス分10%を足すと0.187m³です。インスタントコンクリートでは20kg袋19袋、10kg袋38袋、4kg袋93袋になります。型枠を使う場合は、外径ではなく内径で計算します。
出典
- 家庭化学工業株式会社, インスタントコンクリートSG 10kg(製品ページ、20kg・4kg・超速乾60分コンクリートSGの施工面積を含む) (2026年10月19日確認)施工面積(目安):20kg 厚さ50mm・300×670mm、10kg 厚さ25mm・300×670mm、4kg 厚さ25mm・300×268mm、超速乾60分コンクリートSG 10kg 厚さ25mm・300×660mm。用途はテラス、土間、庭作り、ガレージ等。
- National Ready Mixed Concrete Association(米国), CIP 8: Discrepancies in Yield (2026年10月19日確認)設計寸法の4〜10%増しを見込む。厚さ100mmで3mmの差は3%の不足。生コンは荷下ろし時のフレッシュな状態の体積で販売され、硬化後は約2%小さくなることがある。
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